2015年2月12日木曜日

エレベーターの機械室の温度を40度以下に保つ|換気扇とガラリの役割


エレベーターの機械室は、換気設備を設けることが建築基準法によって定められています

(エレベーターの機械室)
三 換気上有効な開口部又は換気設備を設けること。

なぜなら、エレベーターの機械室の温度が上がり過ぎると、機械室の中にある巻上機や制御盤などの機器が故障しやすくなるからです。

換気扇とガラリを設けることで、換気を促し、機械室の温度を下げることができます。

▲エレベーターの機械室の換気扇

※ガラリとは、横板を一定の角度を持たせて何枚も取り付けたもの。視線を遮りながら、換気ができるようになっている。

また、建築基準法などでも機械室の温度は、原則として40度以下に維持することが定められています。

エレベーターの寿命をのばすためにも、換気扇が故障した時は、速やかに専門業者に修理を依頼しましょう。