SUS(サスまたはステン)とは、Stainless Used Steelの頭文字をとったもので、日本工業規格(JIS規格)において"ステンレス鋼"の略号として用いられています。
SUS=ステンレス鋼
SUSは、金属組織の違い、成分の違いによって、さまざまな種類に分類できます。
その内で代表的なものが、SUS300系(クロム18%以上、ニッケル8%以上)の「SUS304」とSUS400系(クロム10.5%~18%)の「SUS430」です。
SUS304とSUS430の大きな違いは、磁石にくっつくかどうかです。
SUS304 = 磁石にくっつかない(非磁性)
SUS430 = 磁石にくっつく
となります。
成分的にはニッケルが含まれているかいないかが大きな違いです。
SUS304 = ニッケルが含まれる(価格が高い)
SUS430 = ニッケルが含まれない(価格が安い)
SUS304は、比較的、単価の高いニッケルが含まれている分、価格が高くなります。また、ニッケルを含む分、SUS430と比較すると錆(さび)に強くなります。
SUS304 = 錆にとても強い
SUS430 = 錆に強い
まとめると
SUS304 = 価格が高い、錆にとても強い、ニッケルが含まれる、磁石につかない
SUS430 = 価格が安い、錆に強い、ニッケルが含まれない、磁石につく
2016年7月21日木曜日
エレベーターシャフトは容積率の対象外
平成26年6月4日の建築基準法改正により、エレベーターシャフトが容積率の対象外となりました。
エレベーターのシャフト(昇降路)とは、エレベーターのかご(荷台)が移動するための縦に長い空間です。
出典:国土交通省
エレベーターシャフトが容積率の対象外。暖和されたことで、マンションの部屋数を増やせたり、エレベーターを設置できるようになります。
ただし、建ぺい率については、変更がないため注意が必要です。
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