ここでは、簡単に戸の構造や開閉方向の種類をご紹介します。
戸の構造による種類
パネル戸
折りたたみ戸
伸縮戸
セーフティーゲート
パネル戸の開閉方向による種類
水平方向に開閉するもの(引き戸)
・片引き戸
一般的には、直線上に開閉するが、中には円筒形の展望用エレベーターなどで円弧状に開閉する引き戸もある。
参考:ホームエレベーター
・両引き戸
パネルの枚数により二枚両引き戸、四枚両引き戸などがある。なお、二枚両開き戸など、四枚両開き戸など呼ぶ場合もある
垂直方向に開閉するもの
・上げ戸
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められている。簡易リフトの多くでも使用されている。
引き戸と比較すると、間口方向(この場合は水平方向)には戸袋を必要としないため、昇降路間口寸法が同じであれば、出入口幅を大きくとることができる。
参考:ハイパーリフト
・下げ戸
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められているが、下げ戸は、上方向に戸袋スペースが取れない場合などの特別な場合以外には使われることは少ない。
・上下戸
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められており、荷物用または自動車用エレベーターの乗場の戸に使われることがある。
小荷物専用昇降機(ダムウェーター)では、コンパクトタイプやテーブルタイプの出し入れ口の戸に使われることが多い。
ヒンジを中心に回転して開閉するもの(開き戸)
・片開き戸
参考:ブルーリフト
・両開き戸
あくまで一部分ですが、戸の構造や開閉方向の種類を確認する場合に役立てば幸いです。
リフト・エレベーターの設置や、それ以外の疑問やご要望に関しても、いつでもお問い合わせをお待ちしています。