先日、おはよう朝日ですの「あなたの町を盛り上げ隊」のコーナーで川湯温泉が紹介されていました。
台風20号の浸水被害により受けた影響から、例年行われている千人風呂を開催で、川湯温泉が復興できたというメッセージにしたいという内容でした。
おはよう朝日です(2018年12月6日放送回)
微力ながら、弊社も旅館にあるエレベーターの改修工事でご協力させていただきました。
皆さま12月22日の開湯に向けて奮闘されています。川湯温泉の一日も早い復興をお祈りいたします。
2018年12月14日金曜日
2018年11月14日水曜日
リフト・エレベーター戸の構造や開閉方向の種類
エレベーターのかご戸や乗場戸(積卸口戸)は、戸の構造や開閉方向により様々な種類にわかれます。
ここでは、簡単に戸の構造や開閉方向の種類をご紹介します。
エレベーターのドアパネルに一般的に使われる表面が板状の戸。ドアパネルとは、かご及び乗場(積卸口)の出入口の戸の扉本体部分のことです。
アコーディオンのような折りたたみ式の戸。ホームエレベーターの戸に用いられたこともあるが、今はほとんど使われていない戸。
多数の縦の小柱を有する格子状の戸で、小柱の間隔が変化し、戸自体が伸縮することにより開閉する構造の戸。
縦棒の感覚が変化せず、伸縮しないもの。
戸が間口方向に水平に開閉する戸。エレベーターの出入口の戸で最も一般的なもの。パネルの枚数により一枚片引き戸、二枚片引き戸、三枚片引き戸などがある。
一般的には、直線上に開閉するが、中には円筒形の展望用エレベーターなどで円弧状に開閉する引き戸もある。
片引きと同じく、戸が間口方向に水平に開閉する戸。こちらもエレベーターの出入口の戸で一般に使われるもの。
パネルの枚数により二枚両引き戸、四枚両引き戸などがある。なお、二枚両開き戸など、四枚両開き戸など呼ぶ場合もある
上方向にスライドして開く戸。パネルの枚数により一枚上げ戸、二枚上げ戸などがある。上開き戸と呼ぶ場合もある。
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められている。簡易リフトの多くでも使用されている。
引き戸と比較すると、間口方向(この場合は水平方向)には戸袋を必要としないため、昇降路間口寸法が同じであれば、出入口幅を大きくとることができる。
下方向にスライドして開く戸。下開き戸と呼ぶ場合もある。
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められているが、下げ戸は、上方向に戸袋スペースが取れない場合などの特別な場合以外には使われることは少ない。
ニ枚のドアパネルが、出入り口高さのほぼ中央を境に、一枚は上方向に他方は下方向にスライドして開閉する戸。
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められており、荷物用または自動車用エレベーターの乗場の戸に使われることがある。
小荷物専用昇降機(ダムウェーター)では、コンパクトタイプやテーブルタイプの出し入れ口の戸に使われることが多い。
ドアパネルの片側の端に取り付けたヒンジを軸に回転するようにした戸。いわゆるスイングドアといわれるもの。
ドアパネルの左右の端に取り付けたヒンジを軸に回転するようにした戸。いわゆる観音開きといわれるもの。
あくまで一部分ですが、戸の構造や開閉方向の種類を確認する場合に役立てば幸いです。
リフト・エレベーターの設置や、それ以外の疑問やご要望に関しても、いつでもお問い合わせをお待ちしています。
ここでは、簡単に戸の構造や開閉方向の種類をご紹介します。
戸の構造による種類
パネル戸
折りたたみ戸
伸縮戸
セーフティーゲート
パネル戸の開閉方向による種類
水平方向に開閉するもの(引き戸)
・片引き戸
一般的には、直線上に開閉するが、中には円筒形の展望用エレベーターなどで円弧状に開閉する引き戸もある。
参考:ホームエレベーター
・両引き戸
パネルの枚数により二枚両引き戸、四枚両引き戸などがある。なお、二枚両開き戸など、四枚両開き戸など呼ぶ場合もある
垂直方向に開閉するもの
・上げ戸
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められている。簡易リフトの多くでも使用されている。
引き戸と比較すると、間口方向(この場合は水平方向)には戸袋を必要としないため、昇降路間口寸法が同じであれば、出入口幅を大きくとることができる。
参考:ハイパーリフト
・下げ戸
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められているが、下げ戸は、上方向に戸袋スペースが取れない場合などの特別な場合以外には使われることは少ない。
・上下戸
建築基準法では、乗用・寝台用エレベーター以外のエレベーターのみ使用が認められており、荷物用または自動車用エレベーターの乗場の戸に使われることがある。
小荷物専用昇降機(ダムウェーター)では、コンパクトタイプやテーブルタイプの出し入れ口の戸に使われることが多い。
ヒンジを中心に回転して開閉するもの(開き戸)
・片開き戸
参考:ブルーリフト
・両開き戸
あくまで一部分ですが、戸の構造や開閉方向の種類を確認する場合に役立てば幸いです。
リフト・エレベーターの設置や、それ以外の疑問やご要望に関しても、いつでもお問い合わせをお待ちしています。
2018年10月16日火曜日
スラブとは?
スラブとは
建築物の床を形づくる板状の構造のこと。
床として用いられる場合「床スラブ」、屋根の場合「屋根スラブ」と呼ばれることがあります。
エレベーターピット下のスラブ
基本的にその箇所の使用は禁止されていますが、衝撃荷重に充分耐えうる構造にするなど、措置を講じた場合、直下階を様々な目的に利用できます。
措置の例として、「ピット床を2重スラブとし、釣合いおもり側に非常止め装置付けた場合」などです。
詳しくは、特定行政庁などにご確認下さい。
措置の例として、「ピット床を2重スラブとし、釣合いおもり側に非常止め装置付けた場合」などです。
詳しくは、特定行政庁などにご確認下さい。
2018年9月14日金曜日
リフト図面・寸法図などで使われる用語解説
建築業界などで働かれていない方が、リフト図面・寸法図などを見みると、知らない単語が多く出てくるのではないでしょうか。
今回は、基本的な用語を解説していきます。
フロアライン(Floor Line)ということもあります。一般的には仕上がり面の高さのことで、基準となる床面となります。例えば、2FLは2階フロアレベルを指します。
今回は、基本的な用語を解説していきます。
FL(エフエル):
Floor Level(フロアレベル)の略。フロアライン(Floor Line)ということもあります。一般的には仕上がり面の高さのことで、基準となる床面となります。例えば、2FLは2階フロアレベルを指します。
GL(ジーエル):
Ground Level(グランドレベル)の略。
グランドライン(Ground Line)ということもあります。建築物の建つ地表面の高さを指します。土やコンクリートなどの地面のラインのことです。
CH(シーエイチ):
Ceiling Height(シーリングハイ)の略。
床の仕上げ面から天井下面までの高さ(天井高さ)を指します。FLを基準とした高さがCHとなり、建築基準法では天井高さは2.1メートル以上と定められています。
OH(オーエイチ):
Over Head(オーバーヘッド)の略。
昇降路における、最上階の床面から機械支柱梁や機械室の下面までの高さのことです。エレベーターの場合は、機械室を確保するためにオーバーヘッドが必要になります。
ピット:
周囲より1段下がった穴のことです。ピットを設けることで、リフトのかごが最下階に到着した時、かごと床面を同じ高さにすることができます。
床開口(ゆかかいこう):
建築物で床が開放された部分のことです。エレベーターやリフトを設置する際は、建物の床に床開口を設ける必要があります。
昇降行程(しょうこうこうてい):
最下階の床仕上げ面(FL)から最上階の床仕上げ面(FL)までの垂直寸法のことです。1階から3階まで昇降するエレベーターの昇降行程は、1階と2階の階高の合計となります。
階高(かいだか):
建物のある階の床面(FL)から、その直上階の床面までの高さのことで、建物の1階分の高さを指します。直上階が屋根などの場合は階高はありません。
マシンビーム、マシンビーム受け材:
ホイストマシンを使用する昇降機の場合、ホイストマシンの上部にマシンビームを取り付けます。両サイドに設置されたマシンビーム受け材でマシンビームを支えます。
クリーンルーム:
空気清浄機が確保された部屋のことです。高度の防塵機能を備えた部屋で、IC(集積回路)や精密機械などの製造工場、手術室などに使用されています。
2018年6月26日火曜日
防爆エレベーターとは?
防爆とは?
爆発・火災が起こらないようにする技術です。爆発・火災は、可燃性のガスや蒸気などが、電気火花などの点火源によって着火して発生します。
防爆仕様のエレベーターとは?
エレベーターは電気で動いているので、スイッチの接点や電動機、ブレーキの摩擦熱などが点火源になります。これらの点火源を防爆電気設備に変更すれば、防爆仕様のエレベーター(電気機器の防爆化)ということです。
エレベーターを防爆構造に変更する主要電気設備には、下記ようなものがあります。
- 巻上機
- ブザー
- ドアモーター
- 押しボタン
- 表示器
- 昇降路内スイッチ
防爆仕様の電気設備は、危険な場所でも安全に作業できるよう、複数の防爆構造に分けられます。
電気設備のクラス分けに応じた、使用可能なガスの種類などが定められています。
耐圧防爆構造
全閉構造で、容器内部で爆発性ガスの爆発が起こった場合に、その圧力に耐え、かつ外部の爆発性ガスに引火するおそれのない構造です。エレベーター部品例:「巻上機」「ドアモーター」
安全増防爆構造
正常な運転中に火花、アークまたは過熱を生じてはならない部分に、爆発性ガスが侵入するのを防止するように特に安全度を増加させた構造です。エレベーター部品例:「接続箱」「照明」
本質安全防爆構造
正常時及び事故発生に発生する電気火花、または高温部により爆発性ガスに点火しないことが、公的機関において試験その他によって確認された構造です。エレベーター部品例:「ブザー」「押しボタン」「表示器」「昇降路内スイッチ」
それぞれ最適な防爆仕様の電気設備が選択され、防爆エレベーターが作られるという流れになります。
2018年4月6日金曜日
甲府駅南口に斜行型エレベーター
斜行型エレベーターとは
斜行型エレベーターとは、斜めに動き、傾斜面を登ることが出来るエレベーターです。斜行エレベーター(しゃこうエレベーター、英: incline elevator)は、非垂直な角度で動作するエレベーターである。標準的なエレベーターとは異なり、斜行エレベーターは傾斜面の勾配を登ることができる。
出典:Wikipedia『斜行エレベーター』
山梨県甲府駅で斜行型エレベーターが採用され、2018年2月15日から運用が始まっているそうです。
甲府駅南口自由通路のエスカレーター横にあり、車いすやベビーカーをご利用の方でも方向転換せずに降りることができます。
斜行型エレベーターの概要
- 斜行型エレベーター:1基
- 定員:11名
- 停止階:1階、2階
- 利用時間:24時間
甲府駅南口エレベーターが供用開始!!
斜行型エレベーターは、全国でも珍しいタイプなので、今後もどういったところに採用されるのか注目ですね。
現在は、下記の施設・建物などにも設置されているようです。
- 鎌倉プリンスホテル - 神奈川県鎌倉市
- 甲府駅南口エレベーター - 山梨県甲府市
- 久遠寺 - 山梨県南巨摩郡身延町
- コモア・ブリッジ(四方津駅 - コモアしおつ) - 山梨県上野原市
- クライミングカー(弥彦山山頂駐車場 - 弥彦山ロープウェイ山頂駅) - 新潟県新潟市西蒲区・西蒲原郡弥彦村
- 国営越後丘陵公園 - 新潟県長岡市
- しきぶ温泉 湯楽里 - 福井県越前市
- 花山東団地 - 兵庫県神戸市北区
- 西宮名塩ニュータウン(2基) - 兵庫県西宮市
- ラ・ビスタ宝塚(3基) - 兵庫県宝塚市
- グンゼタウンセンター つかしん - 兵庫県尼崎市
- 唐津城 - 佐賀県唐津市
- 長崎市道相生町上田町2号線(グラバースカイロード) - 長崎県長崎市
- 中津駅 - 大分県中津市
- 崇城大学池田キャンパス - 熊本県熊本市西区
出典:Wikipedia『斜行エレベーター』著名な斜行エレベーター
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