2015年1月19日月曜日

巻胴式エレベーター(昇降機)

エレベーターには、いろいろな種類(タイプ)のエレベーターがあります。


その内の一つが巻胴式エレベーターです。


巻胴式エレベーターとは、エレベーターの巻上機(駆動機)が巻胴式のものです。

巻胴式は、一般的によく使用されるトラクション式(つるべ式)とは構造が異なり

つり合いオモリを使用しない為、比較的に大きな動力を必要としますが

設置スペースの縮小、コストダウンが可能です。


又、巻胴の構造から長いロープの使用、ロープの本数などに限りがある為

中高層用エレベーターには不向きであり、低層用エレベーターで使用されます。


又、巻胴式の特徴として、多くは1階のエレベーター横に巻胴式巻上機を設置する

ケースが多いのですが、必ず1階に設置する必要はなく、エレベーターの横で

あれば設置可能な場合もあります。