2015年1月7日水曜日

日本エレベーター協会標準集(JEAS)の制定について

日本エレベーター協会は、昇降機関連の業界団体です。

協会標準(JEAS)の制定
昇降機に関する法令、JISなどの適用と方式の統一化を図るため、昇降機の機能、定格、寸法などの協会標準(JEAS)を設けました。また、これらをまとめて協会標準集を発行しました。2010年版には76種類の協会標準が収録されております。
引用元:一般社団法人日本エレベーター協会(事業内容)
例えば、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の点検口については、次のように記載されています。

日本エレベータ協会標準集JEAS-A521小荷物専用昇降機の構造に関する標準

4.10機械室
機械室は、次の各号に定めるところによること。
(1)機械室の床面積は昇降路の水平投影面積以上とし、天井の高さはおおむね1m以上とすること。
ただし、機械の配置および管理に支障がない場合においてはこの限りではない。
(2)機器の管理に支障のない幅および高さを有する点検口を設けること。
(3)点検口に施錠装置を有する戸を設けること。
(4)維持管理に支障のないよう機械室の点検口に至る経路を確保すること。
(5)他の設備の機械室とは有効に区画されていること。
(6)点検用コンセントを点検口付近に設けること。