戸開走行保護装置について
平成21年9月施行の現行法に合わせて、エレベーターには
戸開走行保護装置の設置が義務付けられています。
戸開走行保護装置とは国土交通大臣認定に伴う、建築基準法に遵守
する法律である。
現行法までの法律ではエレベーターを停止させるブレーキは2つ
なければならないとの規則はなく、任意の構造となっていました。
しかし、昨今エレベーターの不具合が生じた為に設置の義務付け
がなされる様になりました。
戸開走行保護装置とは、簡単に説明するとダブルブレーキの事です。
独立したブレーキを2つ以上設置し、またコントロールする制御回路も
2つ以上設置するものです。
通常運転しているブレーキ(制御回路)に不具合を起こした時に
戸開走行保護装置によりエレベーターを停止させるものです。
戸開走行保護装置が付いているから良いとなるわけでなく
日常より通常ブレーキの点検・UCMP用ブレーキの点検
ドアロック装置の点検・停電時動作の確認 他 関係機器の
チェックを励行しましょう!