2015年1月27日火曜日

エレベーターの定員数の計算方法と一人あたりの体重

エレベーターに乗ると定員○○人と書かれているのを見かけます。



定員数は、「エレベーターの積載量 ÷ 一人あたりの体重」で計算されますが、


ここで、「一人あたり何キロの体重で計算しているのだろうか」と疑問に思いませんか?


実は、一人あたり何キロで計算するのかについては、建築基準法に書かれています。


以下は、引用です。


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建築基準法施行令

(エレベーターのかごの構造)
第百二十九条の六  エレベーターのかごは、次に定める構造としなければならない。

五  用途及び積載量(キログラムで表した重量とする。以下同じ。)並びに乗用エレベーター及び寝台用エレベーターにあつては最大定員(積載荷重を前条第二項の表に定める数値とし、重力加速度を九・八メートル毎秒毎秒と、一人当たりの体重を六十五キログラムとして計算した定員をいう。第百二十九条の十三の三第三項第九号において同じ。)を明示した標識をかご内の見やすい場所に掲示すること。

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これを読むと、「最大定員(積載荷重を前条第二項の表に定める数値とし、重力加速度を九・八メートル毎秒毎秒と、一人当たりの体重を六十五キログラムとして計算した定員をいう。」と書かれています。

つまり、一人あたり65kgで計算されているのです。



例えば、エレベーターの積載量が250kgの定員数を計算する場合

「エレベーターの積載量 ÷ 一人あたりの体重 = 250kg ÷ 65kg = 3.84615...」となり、

端数は切り捨てるので、エレベーターの積載量が250キロの時の定員数は、3人となります。