2015年11月4日水曜日

江戸時代・偕楽園に設置された日本最初のエレベーター

出典:偕楽園

日本最初のエレベーターは、なんと1842年(天保13年)"江戸時代"に設置されています。

場所は、茨城県水戸市にある水戸藩第9代藩主・徳川斎昭が造園した日本庭園「偕楽園(かいらくえん)」です。

→ 偕楽園は、金沢市の兼六園、岡山県の後楽園とならぶ「日本三名園(にほんさんめいえん)」に数えられています。約13ha(3平方キロメートル)の園内には、約百品種・三千本の梅が植えられています。

このエレベーターは、手動のつるべ式となっており、食事などを運ぶために用いられていました。

つるべ式は、「かご」と「オモリ」を吊り合わせて、少ないエネルギーで効率的にエレベーターを駆動するシステムです。