▲ワイヤーロープが切断された写真
原因としては、経年劣化が考えれれます。
ワイヤーロープは、消耗品のため、定期的な交換が必要です。
長期間、交換をしていない場合は、多くの場合、はじめに、素線切れが発生します。
素線切れとは、ワイヤーロープを構成する「素線」の1本が切れた状態をいいます。
次の写真のように、1本が飛び出た状態になります。
▲ワイヤーロープが素線切れした写真
素線の数は、ワイヤーロープの種類によりますが、6~8本です。
1本素線切れが発生すると、他の素線に負荷がかかるため、寿命もいっきに短くなります。
ワイヤーロープが突然、切断されると修理業者との日程調整が必要になり、復旧に時間がかかります。
そのため、定期的なメンテナンスをすることをおすすめします。