2014年5月30日金曜日

錆びて使えなくなったダムウェーターのドアリミットスイッチ

本日、当社スタッフがダムウェーターの修理に伺いました。
下の写真はそのときに撮影した錆びて使えなくなったダムウェーターのドアリミットスイッチです。



ドアリミットスイッチとはダムウェーターの安全装置の一つです。


扉が開いている時、操作スイッチを押してもダムウェーターが動かないようにします。

もし、荷物を出し入れしているときに、(他の階の人が操作スイッチを押すなどして)ダムウェーターが急に動き出すと挟まり事故に繫がり危険です。

ドアリミットスイッチは消耗部品です。
専門家による定期的なメンテナンスによって、動きがおかしい、いつ交換するべきか、などが判断できます。

ドアリミットスイッチの他にもダムウェーターには多くの部品が使われています。
安心して使うためにも定期的なメンテナンスをおすすめします。

2014年5月29日木曜日

マシンビームとマシンビーム受け材(荷物用昇降機の場合)



ホイストマシンをモーターとして使用する昇降機(荷物専用)の場合、マシンビームとマシンビーム受け材は写真のようになります。




ホイストマシンの上部にマシンビームを取付け、両サイドのマシンビーム受け材でビームを受けます。

ホイストマシンは吊り下げられた状態になります。



労働安全衛生法により定められているエレベーターの性能検査について

一般的にエレベーターのカゴ内側、操作盤上方部に検査済証と呼ばれる書類が貼られています。

以下の種類の書類が貼られている場合は労働安全衛生法が適用され、その場合の検査を性能検査といいます。この書類は年一回の性能検査により発行されます。


労働安全衛生法に規定する「特定機械等」のエレベーター検査を性能検査といいます。

性能検査の義務について
「年1回の性能検査」と「月1回の自主検査(点検)」を行わなければならない。

年一回の性能検査については、労働基準監督署長または厚生労働大臣の指定する機関(「ボイラー・クレーン協会」「日本クレーン協会」)によって受けなければなりません。また、厚生労働大臣の登録を受けた者(「登録性能検査機関」といいます。)がおこないます(労働安全衛生法第41条第2項)。

エレベーターのメンテナンス・保守点検の法令について詳しくはこちらからご覧ください

2014年5月27日火曜日

巻上機のシーブのすり減り

エレベーターの巻上機にはシーブと呼ばれる部分があります。

※巻上機とは人が乗るカゴを昇降させる装置。


シーブにはメインワイヤーロープが掛かっています。

↓長期間使用したため錆(さび)が目立っているシーブ↓


長期間使用していると錆(さび)だけでなく、すり減って様々なトラブルを引き起こします。

シーブも含め、巻上機に異常が発生すると異音や振動、段差ができたりします。
閉じ込め事故等の人身事故に繋がる可能性もあります。

2014年5月26日月曜日

建築基準法により定められているエレベーターの定期検査について

一般的にエレベーターのカゴ内側、操作盤上方部に検査済証と呼ばれる書類が貼られています。

以下の種類の書類が貼られている場合は建築基準法が適用され、その場合の検査を定期検査といいます。この書類は年一回の定期検査により発行されます。

定期検査について

建築基準法により定められた検査で、車にも車検があるように、エレベーターにも建築基準法第12条により「定期検査」を行い、その検査結果を特定行政庁に報告することが義務付けられています。これは「エレベーターの安全確保にとって重要な安全装置の試験や、機器の劣化を総合的な面で判定を行う検査」となります。


定期検査の義務について
安全上エレベーターの所有者は、年1回定期検査を受けるよう義務づけられています(第12条2項)。
定期検査は、建築大臣認定の昇降機検査資格者が行い、その結果を特定行政庁に報告することになっています。


※報告を受けた行政庁は、安全上問題ありと判断した場合は、所有者に是正を勧告、また、重大な不備がある場合は、使用禁止命令を出します。
検査に合格すると、(財)日本昇降機安全センターより「定期検査報告済証」が発行され、かご内に提示されることになります。

エレベーターのメンテナンス・保守点検の法令について詳しくはこちらからご覧ください

2014年5月22日木曜日

web会議を行いました-昇降機・エレベーターサイトの現状分析と改善-

こんにちは。スタッフTです。
昨日、アイニチ本社の会議室でweb会議を行いました。


ホームページを制作している社内スタッフだけでなく、営業スタッフも参加して、ホームページの現状分析と改善について話し合いました。


当社では、ホームページは外部発注せずに社内スタッフで制作しています。
社内スタッフは、エレベーターの勉強をしつつ、営業スタッフと確認しながら、ホームページを制作しています。


今回の話し合いの中で
電話からお問合せを頂いた時
お客様から「昇降機の図面がホームページのどこにあるのか分かりにくい」というお声がありましたので、参考図面をトップページから見れるように変更しています。


その他も多くの改善案がありましたので、順次更新していきたいと思います。

求めている情報を分かりやすく案内できるよう今後もスタッフ一同、改善に努めますので、今後共宜しくお願いいたします。

2014年5月20日火曜日

エレベーターの検査済証の種類(建築基準法検査済証と労働安全衛生法検査済証)

エレベーターのメンテナンス・定期点検に関しては、建築基準法または労働安全衛生法によって定められています。
一般的にエレベーターのカゴ内側、操作盤上方部に検査済証と呼ばれる書類が貼られています。
この書類の種類によって適用される法律が変わります。


建築基準法検査済証
年一回の定期検査により発行。


労働安全衛生法検査済証
年一回の性能検査により発行


※労働安全衛生法に規定する「特定機械等」のエレベーター検査を性能検査といい、建築基準法第12条第3項に規定する昇降機等の検査を定期検査といいます。性能検査及び定期検査のいずれも1年に1回の検査を受けなければなりません。


2014年5月19日月曜日

エレベーターのグリス不足により異音

グリスとは、潤滑剤の一種です。

エレベーターのガイドレールに塗って滑りをよくします。

※ガイドレールとはエレベーターを導くレール。人が乗るカゴはガイドレールに沿って走行します。
電車のレールをイメージして頂ければ分り易いと思います。


↓容器を使ってグリスを注している様子↓



このガイドレールに塗られているグリスが不足すると、滑りが悪くなり、摩擦が大きくなります。

摩擦が大きくなるとスムーズにカゴが動かなくなり、異音が発生します。また、カゴの動きも悪くなります。


異音が発生したときに何も対処をしていないと、レールが傷つき、ガイドシューと呼ばれる部品も破損する可能性があります。


部品が破損した後に修理をすると費用が高くなる可能性があります。安全にご使用頂くためにも異常が発生した時点で専門スタッフに任せることをおすすめします。

2014年5月16日金曜日

制御盤とは

制御盤は昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)に付いている装置の一つです。

昇降機の頭脳であり、様々な機器に電気を供給し、管理します。
制御盤が正常に動くことでエレベーターの乗り心地、安定性が保たれています。


制御盤の交換についてご紹介します。
長崎県のビルでは老朽化によって正常に制御盤が動作しなくなってました。

<制御盤交換の様子>

取り外し前の写真



古い制御盤を取り外している写真


取り外した後の写真


交換後の写真



突然、昇降機に異常が発生したら、制御盤の不具合の可能性があります。
適切な対処をすることで事故を未然に防ぐことが可能です。


2014年5月15日木曜日

ガイドシューとは

ガイドシューとは、エレベーターに付いている部品の一つです。

カゴの位置がズレないようにします。安定的にエレベーターが昇降するために必要な部品です。
形はコの字型をしており、T字型のレールに挟み込みます。


長い間エレベーターを使用していると、シュー自体の摩耗やシュー取付ネジが緩んだりし、かごが走行中に大きく揺れたり、異音が発生したりします。


↑ガイドシューのネジをとめている様子↑


ガイドシューの他にもエレベーターには多くの部品が使われています。
長いこと使用していると当然部品が消耗して、様々な不具合を引き起こします。
また、一つの部品の不具合が他の部品に影響を与えます。


定期的なメンテナンスをすることで不具合を早期発見することが可能です。
こちらからエレベーターの事故・トラブル例を見ることができます。

2014年5月14日水曜日

アイニチの公式YouTubeチャンネルのご紹介

簡易リフト・荷物用エレベーター・昇降機をお探しお客様に向けて、YouTubeチャンネルを開設致しました。

Q、なぜ、開設したの?
A、ホームページにも昇降機関連の情報や事例を写真を添えてご紹介していますが、ワンランク上の分かりやすい情報を提供するために開設しました。


Q、どんな動画が見れるの?
A、当社が提供しているハイパーリフト、ピラリフター、ダムウェーター等の昇降機の情報をコンパクトにまとめた"紹介動画"が見れます。
また、文章では伝わりにくい昇降機の動きや部品の働きなども見ることができます。


例えば、こんな動画です。

↓工場に設置したハイパーリフトの紹介動画↓



↓ピラリフターの紹介動画↓

今後、動画の種類を増やし、質を向上していけるよう努めますので、宜しくお願いいたします。


2014年5月13日火曜日

エレベーター・簡易リフトのメンテナンス契約をするメリット


当社のようなエレベーター・リフト業者と保守契約を行って頂く事で、より快適に昇降機を使用出来ます。




<未契約ユーザー様の場合>
設置場所までのご訪問ルートなど、各情報の確認から始まります。
各情報を確認した後はご訪問となります。
未契約ユーザー様の昇降機は詳細が不明なため、トラブル時にご連絡を頂いた段階では対応策が把握出来ません。調整作業だけで直るのか、部品交換が必要なのか、(交換が必要として)どの部品を交換するのか、実物を確認しないと判断出来ません。

部品交換が必要で再訪問になると、復旧までの時間がそれだけ遅くなります。
費用の方も、交換する部品代や作業費はもちろん、ご訪問の度に出張費・交通費が都度発生します。

また保守契約を頂いているユー ザー様から(突発的な)トラブル対応のご依頼があった際は、そちらが優先となります。


<保守契約ユーザー様の場合>
ユーザー様の情報(所在地・昇降機の仕様など)が定期的な訪問で把握出来ているため、トラブル発生時に迅速な対応が可能です。トラブル発生時は優先して対応致します。


保守契約を結んで頂くと上述の通り、トラブル発生時に迅速な対応が可能です。
未契約なために昇降機の復旧が遅れて作業がストップしたままですと、工場等ではそれだけで損害が発生する可能性もあります。

転ばぬ先の杖として、昇降機の使用者様はぜひとも保守メンテ契約をお願い致します。


↓↓↓

リフト・エレベーターの保守メンテナンス契約について詳しく見る

エレベーターのピットに水が溜まった

エレベーターの底にはピットと呼ばれる穴が空いています。


このピットの深さはエレベーターの性能によりますが、1.2m以上になります。

 ピットは地中にありますので、湧水や漏水など様々な原因で水が溜まる場合があります。
ピット内に水が溜まるとエレベーター本体を支えている鉄塔やレール等が錆び、故障・トラブルに繋がる可能性があります。
また、水が溜まることで異臭の原因にもなります。

2014年5月12日月曜日

巻上機に故障・不具合が生じたときの症状

巻上機とは、昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機等)のカゴを動かす装置です。
巻上機がワイヤーロープを巻上げ、ワイヤーロープに繋がっているカゴを動かします。

主な症状としては「カゴと床の間に段差ができる」「異音」「振動」「油漏れ」などが挙げられます。




その中でもよくお問合せを頂く異音について簡単に解説します。

異音の原因の一つとして巻上機の不具合が考えられます。

昇降機・エレベーターの昇降速度は巻上機の減速機によって制御されています。
この減速機の歯車と歯車に隙間ができると震えが発生して、異音が鳴ります。
※自転車のブレーキ時にキーキーと音が鳴る現象と似ています。


「異音がなっている状態で使い続けるとどうなるのでしょうか?」
異音がなっている状態で使い続けると巻上機のブレーキが滑ったり、噛み合い、ディスクブレーキが潰れる可能性があります。

ディスクブレーキが潰れた後に修理を依頼すると、修理費が高額になります。


突然発生する異音は昇降機・エレベーターの危険信号です。初期症状・トラブルはすぐに対応することをおすすめします。

2014年5月9日金曜日

<積載荷重最大1000kg>垂直搬送機のご紹介

今回は、当社で取り扱っている垂直搬送機のご紹介をします。

垂直搬送機は、パレット・台車をそのまま搬送できる大型リフトです。

他の昇降機と違う特徴は「人が直接荷物を積み込まず」「人が乗り込むおそれのない」という点です。

当社では、3種類の垂直搬送機を提供していますが、その中でバーチカルリフターと呼ばれる商品をご紹介します。



↓外観はこんな感じです↓



黄色のトレーに荷物を載せます。
↓台車を載せた写真です↓
トレーに搭載出来るものであれば様々な荷物を搬送できます。


垂直搬送機(バーチカルリフター)の動作をイラストを使ってご説明します。


循環トレーに荷物(台車)を積込みます。積込み完了後に運転スイッチを押して装置を起動させます。


積込コンベアが上昇し、荷物が搭載コンベア→リフター部コンベアへと移動します。


空トレー(図中:青・緑)が移動した後、荷物を乗せたリフターが上昇します。空トレー(図中:青)は床面まで下降します。


積込コンベアに移動した荷物が、受け渡し位置まで下降します。空トレー(図中:橙)がリフターに搭載されます。


リフターが1Fの定位置まで下降します。次の荷物を搬送します。



2014年5月7日水曜日

病院の厨房にエレベーターを設置したい

病院の厨房にエレベーターを設置したいけど、どんなエレベーターが良いか分からない。というお悩みはありませんか?


厨房に設置するエレベーターで多く採用されているのが、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)と呼ばれるものです。
※以下、ダムウェーターとします。



このダムウェーターと呼ばれるエレベーターは人が乗れません。
しかし、その分、ぐっとコスト・費用は抑えることができます。


当社では、3種類のダムウェーターを提供しています。
コンパクトタイプは、設置スペースがあまり必要ない「超コンパクト設計」、「昇降路一体型」、「据付工事は1日で終わります。」
フロアタイプを選択すると、台車ごと搬入することができます。


料理・飲物を運ぶための機能も優れており、
分速45mの高速運転が可能かつ発進停止は滑らかですので、スープや飲物もこぼれません。


オールステンレス製にすることも可能です。
ステンレスは錆(さび)びにくく、熱に強いという特徴があり、食品・飲物を扱う場面で最適な素材となります。


価格掲載!設置事例多数!
もっと詳しいダムウェーター(コンパクトタイプ)の情報を見るにはこちらをクリック

2014年5月2日金曜日

 調速機 (ガバナ)とは

調速機とは、専門用語でガバナと呼ばれ、エレベーターの速度を

機械的に感知し、定格速度の一定速以上に加速した

場合に動作する安全装置です。


万が一、エレベーターのかごを吊っているロープがすべて切断し

かごが落下した場合にも、ガバナロープでかごをキャッチし

落下を防止する働きもあります。ただし、調速機が正常に動作

した場合で、長年メンテナンスをしていない調速機や取付寸法不良の

調速機は動作できない場合もあります。

エレベーターの走行スピード、調速機の動作テストなど

定期的に点検しましょう!

                                                          

定格速度(最高速度)の1.3倍を超えないうちに電気的に停止させ
定格速度(最高速度)の1.4倍を超えないうちに機械的に停止させます。

調速機は概ね、がごと連結されており、ワイヤーロープを伝って
かごの実際の速度を管理しています。
調速機の機械的の動作は、調速機シーブの回転運動を利用し
回転による遠心力でスイッチを遮断したり、ラッチ動作により
非常止め装置を動作させたりしています。





アイニチ㈱ 



非常止め装置

非常止め装置とは、エレベーターの安全装置の一つです。

街で見かける多くのエレベーターのカゴは、ワイヤーロープによって「つるべ式」に吊られており、巻上機(モーター)が回転することによって上がったり、下がったりします。


エレベーターの構造イラスト↓



そのワイヤーロープが何らかの原因で切れるとカゴが急降下します。
この時、カゴの落下を防ぐための装置の一つが「非常止め装置」となります。