2020年12月10日木曜日

非接触のエレベーターって?


昨今のコロナ禍によって、生活様式が変化してきています。それは、エレベーターの乗り方にもいえることです。


実際にエレベーターを利用される中で、特にボタン部分の衛生面が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。



そんな中、フジテックさんが非接触ボタンのエレベーターを販売されました。


非接触ボタンのエレベーターとは、タッチする必要がないタッチレスのボタンが搭載されたエレベーターのことです。



赤外線ビーム式のセンサーを用いた「非接触ボタン」に手をかざすと、エレベーターを呼ぶことや、行き先フロアを指定することができます。


ボタンに触らず操作できるので衛生的といえます。また操作手順は、通常のボタン式とほぼ同じのため、簡単に操作できるそうです。


現在は、フジテック製のエレベーター「エクシオール」の有償オプションや、既存エレベーター向けにも販売されています。


「タッチレスでの乗降・かご内の混雑度情報の表示を実現」

既設エレベータ向けに「非接触ボタン」を販売開始



また、日立製作所さんと日立ビルシステムさんが、LINEを活用してエレベーターを呼び出し、ボタンに触れずに別の階に移動できる機能を公開されました。


非接触でエレベーター利用 LINEで呼び出し―日立


LINEでの呼び出し機能は、利用者がエレベーター横にある掲示されたQRコードをスマートフォンで読み込み、アカウント登録し操作するそうです。


その他、ゲートに設置されたカメラで乗る人の顔を識別し、行先の階を自動的に指示するシステムなども販売されているそうです。



今後さらなる非接触の商品や、新たな生活様式に対応した機種が生まれてくるかも知れませんね。


弊社ではこのような機種の販売はありませんが、メンテナンスの際にボタンの消毒をさせていただくなど、微力ではありますが、感染拡大防止の取り組みを行っております。


また、複数の従業員の方が手で荷物の上げ下げを行うことに比べれば、昇降機を設置することで非接触に近づけることもできます。一度ご検討いただければ幸いです。



2020年7月21日火曜日

小荷物専用昇降機(フロアタイプ)にぴったりのカゴ台車

小荷物専用昇降機(フロアタイプ)にぴったりのカゴ台車が販売されているそうです。それが千葉県にある株式会社五常さまが販売されている「天使のカゴ台車」です。


法律の話にはなりますが、小荷物専用昇降機のカゴ面積は、建築基準法により1㎡以下かつ高さ1.2m以下と決められています。そういったことから、フロアタイプの小荷物専用昇降機にカゴ台車を載せることが難しい背景がありました。

(設置に関する法令/エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)https://aiwaok.jp/law


この「天使のカゴ台車」は高さ1.1mで造られており(外寸:W850×D650×H1100㎜)、小荷物専用昇降機にもちょうど収まるようになっています。これにより、今まで台車等で行っていた作業もカゴ台車を使用することができます。

もともとは、女性やシニアの方が働きやすくなる様に考えて作られた商品で、側面を折りたたみコンパクトにすることができますので、車に乗せたり台車を移動させる際も便利です。


もしご興味があれば、株式会社五常さまにお問い合わせされてみてはいかがでしょうか。
https://daishaya-gojoh.com/item/kdgo-1018/


2020年4月17日金曜日

大阪メトロでは、エレベーターの増設に取り組まれています

今回は、大阪メトロの様々な情報をYouTubeで届ける「MetroNews」についてご紹介します。

第28弾の内容は、エレベーター設置についてでした。


大阪メトロでは、エレベーター・エスカレーターの整備を含め、駅施設のバリアフリー化を進められています。



2010年には、全国の鉄道事業者に先駆け、全133駅でエレベーターによるワンルートの整備を完了されています。

ワンルートとは、地上からホームまで階段を使わずに移動できるルートのことです。

確かに、大阪メトロのどの駅を利用しても、地上からホームまでエレベーターを使用して移動できるイメージがあります。



また、大阪メトロは駅の経路改善のため、エレベーターの増設に取り組んでいるそうです。

2024年までに、18駅でエレベーターを増設し、バリアフリールートを増やす取組みを進められています。



また動画にて、エレベーターをどのように設置しているか紹介されています。(1:10辺りから)

エレベーターを設置する前の準備や、工事の様子などもイラストと写真付きで作られているので分かりやすいです。

約5年かけてエレベーターは、計画を立てるところから完成まで行っているそうです。



いつもは気軽に使用しているエレベーターですが、設置について知ると、よりありがたさが分かりますね。