2014年6月25日水曜日

ウェブ会議~リフト・エレベーター・産業機器・梱包資材・建築用養生材~

ウェブ会議を行いました。
営業スタッフ、ウェブサイト制作スタッフ、社外スタッフが参加しました。

今回は当社が運営しているリフト・エレベーターだけでなく、梱包資材・産業機器・梱包資材・建築用養生材のことについても話し合っています。

話し合いの中で営業スタッフとウェブサイト制作スタッフの情報共有をより活発にし、ウェブサイトに反映していく仕組みを整えるという方向になりました。

現状、営業スタッフが得た情報がウェブサイト制作スタッフに伝わりにくい環境となっています。

しかし、お客様が求めている情報は現場で得た情報と考えています。

今後は、営業スタッフがその場で得た情報がリアルタイムにウェブサイト制作スタッフに伝わる仕組みにし、より一層、お客様目線のウェブサイトにするための改善を重ねていきます。


当社は日々ウェブサイトの改善、品質向上に取り組みますので今後共よろしくお願い致します。

以上、スタッフTでした。


主な当社運営ウェブサイトはこちら
簡易リフト・荷物用エレベーターの設置・販売サイト
リフト・エレベーターのリニューアル・メンテナンスサイト
産業機器・梱包資材・建築用養生材の販売サイト

2014年6月19日木曜日

ダムウェーターの構造は建築基準法により定められています

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の構造について記載しています。

飲食店、学校、事務所などに設置されている小荷物専用昇降機(ダムウェーター)は建築基準法により、構造が定められています。



小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の構造について

区分:カゴの面積1㎡以下かつ高さ1.2m以下


令第129条の13

一、昇降路以外の人又は物が、かご又はつり合いおもりに触れるおそれのない構造とした、丈夫な壁又は囲い及び出し入れ口の戸を設けること。

二、昇降路の壁又は囲い及び出し入れ口の戸は、難燃材料で造り、又は覆うこと。ただし、地階又は3階以上の階に居室を有さない建築物に設ける小荷物専用昇降機の昇降路その他防火上支障のないものとして国土交通大臣が定める小荷物専用昇降機の昇降路にあっては、この限りでない。

三、昇降路のすべての出し入れ口戸の戸が閉じていなければ、かごを昇降させることができない装置を設けること。

四、昇降路の出し入れ口の戸には、かごがその戸の位置に停止していない場合においては、かぎを用いなければ外から開くことができない装置を設けること。ただし、当該出し入れ口の下端が当該出し入れ口が設けられる室の床面より高い場合においては、この限りでない。



「設置をする予定だけどよく分からない」というお客様は当社スタッフにお任せください。長年の実績と経験から最適な提案を致します。

2014年6月18日水曜日

竪穴区画を設けた荷物用リフトの紹介

当社が設置した兵庫県の倉庫に設置した荷物用リフトは、防火区画の一種である竪穴区画が設けられています。


竪穴区画の目的とは火災発生時の被害を軽減するための構造です。


もっと具体的な役割を説明したいと思います。

まず、火災が発生したときに危険なことは何でしょうか?
「火」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に危険なのは煙です。

火災の煙に含まれている一酸化炭素を吸い込むと一酸化炭素中毒になり、人体に悪影響を及ぼします。

また、煙は火より広がる速度が早く・・・
例えば、1階で火災が発生すると、空気より軽い煙は火より早くに2階にあがってきます。


この時、煙が2階に上がってくるのを防ぐ構造が竪穴区画です。


実際に設置した荷物用リフトです

周りは防火壁で囲まれています。


1階または2階で火災が発生した時は、煙感知器が煙を検出し、防火シャッターが自動で閉まる仕組みとなっています。

防火シャッターと防火壁により、煙が他の階に拡大するのを防ぎます。

2014年6月17日火曜日

簡易リフト(ハイパーリフト)の昇降路について


当社が取扱う簡易リフト(ハイパーリフト)では昇降路(リフト周りの囲い)の施工を、以下のパターンよりお選び頂けます。


1:鉄骨・外壁ともリフト側工事

2:鉄骨はリフト側工事、外壁は建築側工事

3:鉄骨・外壁とも建築側工事

※リフト側工事=弊社で施工、建築側工事=お客様側で施工



■鉄骨・外壁ともリフト側にするメリット
 →昇降路をお客様側で別途手配する必要がなく、リフトの施工を一本化出来ます。

■鉄骨のみリフト側にするメリット
 →外壁をお客様側で手配する分、リフトにかかる費用を削減出来る場合があります。

■鉄骨・外壁とも建築側工事のメリット
 →上記の鉄骨のみリフト側に比べて、更に費用を抑えられる可能性があります。

ダムウェーターに付いているインターホンについて

当社で取り扱っているダムウェーターには標準でインターホンが付いています。


↓当社で設置したダムウェーターの写真↓



例えばこんな時に使います

・注文が入って、料理や飲物、書類をダムウェーターを使って上げ下げするときに知らせることができます。

・挟まり事故を防止するために扉が開いているときは操作ボタンを押しても動きません。
そんなとき、別の階の従業員に「扉が開いているから閉めてください」と伝えることができます。

各、飲食店のルールに合せて様々な使い方ができると思います。

2014年6月16日月曜日

簡易リフトの禁止事項と安全対策

簡易リフトを安全に使用するためには禁止事項を守り、安全対策をする必要があります。

1、人は乗ってはいけません。

簡易リフトは荷物専用です。人が乗ってはいけないことは法律でも定められています。

2、昇降路・安全柵などの安全囲い

動いているときに人が近づくと衝突事故や挟まり事故の原因となります。
このような事故を防ぐために昇降路(簡易リフト周りの囲い)を設けましょう。

↓昇降路を設けた簡易リフト↓

3、安全装置

当社の簡易リフトは安全のために「カゴロックS/W」「停止リミットS/W」「ファイナルリミットスイッチ」「ドアロック装置」「落下防止装置」等が必須となっています。

停止リミットS/W

ファイルリミットスイッチ

 ドアロック装置

落下防止装置

4、安全ステッカーを貼る

「人が乗るのは禁止」「積載はこの重さまで」といったステッカーを貼り付けて、使用者に注意を促します。


5、メンテナンス・保守点検

簡易リフトも含め、エレベーター等、昇降機に使われている部品は消耗品です。
定期的にチェックして不具合が発生した時点で交換をしていないと突然破損するおそれがあります。

不具合を早期発見することで事故を未然に防ぐことができます。


2014年6月12日木曜日

ホイスト式簡易リフトとは

ホイスト式簡易リフトとは、ホイストマシンがカゴ(荷台)を昇降させる構造の簡易リフトです。



↓こちらがホイスト式簡易リフト(当社設置)↓


エレベーターとホイスト式簡易リフトの違いは?

マンションやビルに設置されているエレベーターは、トラクション式です。

ホイスト式簡易リフトとの大きな違いはウエイトの有無です。

イラストにするとこのような構造となります。


↓エレベーター(トラクション式)↓


↓ホイスト式簡易リフト↓



当社オリジナル商品のハイパーリフトはホイスト式簡易リフトです。
人が乗ることはできませんが、エレベーターと比べて低価格で制作可能です。

2014年6月9日月曜日

ダムウェーターを設置した後の完了検査について

建築基準法に適合していることを証明するためには完了検査を実施しなければなりません。

完了検査を実施するために
ダムウェーターを設置した後に「完了検査届け」を建築指導課に提出します。

完了検査届けとは「ダムウェーターを設置したので建築基準法に適合しているか検査してほしい」という届けです。

この完了検査に合格すると「完了検査書」が発行されます。

つまり、建築基準法に適合しているという証明書が発行されます。




完了検査について

完了検査はいくつかの試験項目に基づき、実施されます。

写真は完了検査の一つであるウエイト検査の様子です。
重り(ウエイト)を載せて電流、電圧、速度等の性能を検査しています。


2014年6月3日火曜日

荷物用リフトの紹介専門サイトを立ち上げました。

こんにちは!スタッフTです。新たに荷物用リフトの紹介専門サイトを立ち上げましたので、ご報告致します。

今回新たに立ち上げたサイトは写真を中心としたサイトです。
Tumblrを活用し、スクロールすると写真が次々と表示される作りになっています。

荷物用リフトに関する説明文より、まずはどんな荷物用リフトが出来るのかを写真で見たい!という方は是非、ご覧ください。

今後も定期的に写真を追加していきたいと思っていますので、宜しくお願いいたします。

↓こんな感じの雰囲気です↓


荷物用リフトの紹介サイトはこちらから!

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)のモーター



当社が取扱う小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の
モーターは、トラクションマシンと呼ばれています。

トラクションマシンとは?

小荷物専用昇降機やエレベーターは、ロープを使ってカゴを昇降させる「ロープ式」が主流となっています。

そのロープ式の中で「おもり」を利用した駆動方式が「トラクション式」になります。

 

小荷物専用昇降機の頂上部[機械室]の画像
 赤い部分がトラクションマシンです


当社が取扱う小荷物専用昇降機は、機械本体の頂上部に「機械室」と呼ばれる空間を設け、そこにマシンを設置します。なので(小荷物専用昇降機)を設置する時は、最上階に機械室のスペースが必要となります。

人が乗るエレベーター等は、ピット部分にマシンを設けた「マシンルームレス」という規格があります。

2014年6月2日月曜日

エレベーターの既存不適格とは?

「既存不適格」という用語を聞いたことがありますか?
エレベーターの法令関係を調べていると目にすることがあるかもしれません。


既存不適格のエレベーターとは、設置した当時は法令に合致していたけど、現在の法令には合致していないエレベーターを言います。


現在の法令には合っていませんが、違法にはなりません。
しかし、法令の改正は主に耐震性や安全性のために行われています。


戸開走行保護装置、地震時管制運転装置などを導入することでは最新の安全基準に対応したエレベーターとなります。