例えば、1日10回運転するエレベーターと1日100回運転するエレベーターでは、ワイヤーの劣化速度は異なります。
エレベーターのワイヤーの劣化が進行すると・・・
素線切れが発生し、ワイヤーが切断する恐れがあります。
素線切れとは、ワイヤーを構成する細い素線が切れる状態をいいます。
素線切れが発生した場合は、注意が必要です。
下のイラストが、ワイヤーロープの構造図ですが、素線が一本切れると、他の素線に不可がかかります。
素線切れを放置し、ワイヤーが切断されると、復旧までの間、エレベーターが使えなくなります。
すぐに対応できればいいですが、場合によっては、修理業者と日程調整等が必要になり、復旧に時間がかかります。そのため、定期的なメンテナンス・保守点検をおすすめします。