2014年10月31日金曜日

エレベーターワイヤ-交換時期

エレベーターワイヤーの交換時期については、使用頻度・使用環境によって異なります。

例えば、1日10回運転するエレベーターと1日100回運転するエレベーターでは、ワイヤーの劣化速度は異なります。


エレベーターのワイヤーの劣化が進行すると・・・
素線切れが発生し、ワイヤーが切断する恐れがあります。



素線切れとは、ワイヤーを構成する細い素線が切れる状態をいいます。

素線切れが発生した場合は、注意が必要です。


下のイラストが、ワイヤーロープの構造図ですが、素線が一本切れると、他の素線に不可がかかります。


素線切れを放置し、ワイヤーが切断されると、復旧までの間、エレベーターが使えなくなります。
すぐに対応できればいいですが、場合によっては、修理業者と日程調整等が必要になり、復旧に時間がかかります。

そのため、定期的なメンテナンス・保守点検をおすすめします。


2014年10月30日木曜日

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の図面を掲載中です

当社で提供している3種類の小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の図面をPDF形式で掲載しています。




小荷物専用昇降機(ダムウェーター)って?

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)とは、主に書類や料理・飲物を運ぶために使われている荷物用のリフトです。

当社で提供している小荷物専用昇降機は3種類

コンパクトタイプ、フロアタイプ、テーブルタイプです。

コンパクトタイプは、昇降路が一体型ですので、据付工事は一日で完成。工事も簡単です。厨房など広いスペースを確保できなくても設置できます。

フロアタイプは、台車に荷物を載せたまま、積みこむことができます。手で荷物を上げ下げする必要がありません。


錆に強いステンレス

価格の安いスチールの他に、
「さびにくい(耐食)」「溶けにくい(耐熱)」「劣化しにくい(耐酸化)」という特徴のあるステンレスも選択できます。

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の図面、仕様、価格一覧を見るにはこちらをクリック!


2014年10月29日水曜日

こんなお客様にホームエレベーターをオススメします

ホームエレベーターとは、自宅に設置するエレベーターです。



「ホームエレベーターを設置する必要はあるのかな」と悩んでいる方も多いと思います。

当社では、こんなお客様にホームエレベーターをおすすめしています。


・車椅子生活になって、階段を使えなくなった。

・洗濯物や買い物など、重い荷物を持って階段を上り下りするのが辛い。

・最近、足腰が弱くなって・・・階段の上がり下がりが辛くなってきた。

・階段を使っているとき、転倒の危険を感じてきた。

・高齢になったとき、怪我をしたとき、将来の備えとして必要を感じる。

・親との同居をきっかけにホームエレベーターを設置したい。


などなど。


当社が提供しているホームエレベーターの特徴は以下のとおりです。


さまざまな建物に設置可能
木造住宅、鉄骨造、RC構造など、新築、増改築にも設置OK

快適な乗り心地
インバーター制御で、「低騒音」「低振動」を実現


詳しい情報は、当社ホームページに掲載しています。

ホームエレベーターの商品ページはこちらから



2014年10月28日火曜日

ローヘッド型の巻上機|簡易リフト

当社が製造している簡易リフトは、最上部に巻上機が取り付けられています。

そのため、天井には一定以上のスペースが必要です。


しかし、天井が低く、どうしてもスペースを確保できない現場もあります。


そんな時は、ローヘッド型の巻上機を採用します。


ローヘッド型の巻上機は、通常の巻上機と比べて、平べったくなっており、スペースが少なくて済みます。


こちらがローヘッド型の巻上機





こちらが通常の巻上機



「天井が低いけど、簡易リフトを設置できるだろうか」と心配な方は、当社スタッフにご相談をください。

柔軟な対応で、お客様にぴったりの昇降機をご提案いたします。

2014年10月27日月曜日

エレベーターに段差ができる

「エレベーターに段差ができる」というご相談をいただくことがあります。



段差ができる原因は、いくつかありますが、主な原因としては以下のとおりです。

1、巻上機のブレーキ制御の不具合
2、制御の不具合
3、構造が古い


では、エレベーターの段差を放置しているとどうなるのでしょうか?


エレベーターの段差を放置していると、人が転倒する事故に繋がるのはもちろんのこと、

場合によっては、扉が開いたまま動き出し、人が挟まる事故に繋がる可能性があります。


人が挟まる事故は、非常に危険です。





扉が開いたまま動くことを「戸開走行」といいます。

戸開走行を防止するためには、「戸開走行保護装置(UCMP)」の導入をおすすめします。


戸開走行保護装置とは、国土交通大臣の認定を受けた安全システムです。

公共賃貸住宅でのエレベーター戸開走行事故(人がエレベーターと天井に挟まった事故)が発端となり、平成21年9月28日に建築基準法が改正さました。

巻上機のブレーキを2重化させることで、エレベーターのカゴと天井に人が挟まる事故を未然に防ぎます。

2014年10月23日木曜日

3階建ての住宅に洗濯物を上げるためのリフトを設置したい

それなら、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)がおすすめです。

小荷物専用昇降機は、飲食店や事務所に設置されることが多いですが、

最近は、個人住宅に設置するケースも徐々に増えてきています。


小荷物専用昇降機の良い所は、設置が簡単で場所をとらないというメリットです。


据付工事は一日で完成しますので、工事費用も抑えることができます。

分速45mの高速運転、そして、インバーター制御ですので、省エネルギーです。


洗濯物を上げるのなら、錆(さび)にくいステンレスを採用することもできます。



こちらは、新築住宅に小荷物専用昇降機(ダムウェーター)を設置した事例です。



30kgまでの荷物を載せることができ、本体寸法は、幅:570mm×奥行き:570mmです。


もっと詳しくは、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の商品ページをご覧ください。

2014年10月21日火曜日

エレベーターの性能検査の義務「日本クレーン協会・ボイラー・クレーン協会」

エレベーターのメンテナンス・定期点検に関しては、建築基準法または労働安全衛生法によって定められています。



この中で、労働安全衛生法に規定する「特定機械等」のエレベーター検査を性能検査といい、建築基準法第12条第3項に規定する昇降機等の検査を定期検査といいます。


性能検査の義務について
「年1回の性能検査」と「月1回の自主検査(点検)」を行わなければならないとされています。

年一回の性能検査については、労働基準監督署長または厚生労働大臣の指定する機関(「ボイラー・クレーン協会」「日本クレーン協会」)によって受けなければなりません。



エレベーターを安全に使用するためには、メンテナンスは必須となります。

なぜなら、エレベーターの部品は長く使い続けると経年劣化により正常に動作しなくなるからです。
特にドアロック・リミットスイッチ等の電気系統の部品は、メンテナンスを怠っていると突然故障しますので注意が必要となります。

エレベーターについて、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

2014年10月20日月曜日

荷物用リフトを吹き抜けに設置

吹き抜けに設置した荷物用リフトをご紹介します。





場所は、愛知県名古屋市の工場です。
生産した部品を1階から2階に昇降させるために設置しました。

扉の出入口方向は、貫通型です。
貫通型は、入口と出口が反対の方向にあります。
※下のイラストを参考にしてください。



扉は、上に開く「上開き扉」を採用しています。
横幅が省スペースになるので、設置場所をとりません。



今回、ご紹介した事例は、簡易リフト(ハイパーリフト)ですが、
当社では、お客様のご要望にお応えできるように、様々な荷物用リフトを扱っています。


小荷物専用昇降機(ダムウェーター)


小型電動リフト


詳しくはお問合せください。当社専門スタッフがご相談致します。



2014年10月3日金曜日

小型電動リフトの補助支柱とは

当社が提供している小型電動リフト「ピラリフター」には、補助支柱と呼ばれる物を取り付けるケースがあります。

まずは、補助支柱の写真を見てみましょう。



補助支柱は、ピラリフターのテーブル(荷物を載せる台)が動いている最中の揺れを抑えるために取り付けます。


ピラリフターは、組立て・設置が簡単です。
ボタンスイッチで簡単に操作でき、安全装置も標準搭載していますので、安心して運搬作業ができます。
三相200Vと家庭用コンセントで使われているAC200Vに対応しています。