2014年5月2日金曜日

 調速機 (ガバナ)とは

調速機とは、専門用語でガバナと呼ばれ、エレベーターの速度を

機械的に感知し、定格速度の一定速以上に加速した

場合に動作する安全装置です。


万が一、エレベーターのかごを吊っているロープがすべて切断し

かごが落下した場合にも、ガバナロープでかごをキャッチし

落下を防止する働きもあります。ただし、調速機が正常に動作

した場合で、長年メンテナンスをしていない調速機や取付寸法不良の

調速機は動作できない場合もあります。

エレベーターの走行スピード、調速機の動作テストなど

定期的に点検しましょう!

                                                          

定格速度(最高速度)の1.3倍を超えないうちに電気的に停止させ
定格速度(最高速度)の1.4倍を超えないうちに機械的に停止させます。

調速機は概ね、がごと連結されており、ワイヤーロープを伝って
かごの実際の速度を管理しています。
調速機の機械的の動作は、調速機シーブの回転運動を利用し
回転による遠心力でスイッチを遮断したり、ラッチ動作により
非常止め装置を動作させたりしています。





アイニチ㈱