2015年10月27日火曜日

深夜、マンションのエレベーターが勝手に動き出す・・・

深夜2時頃、だれも乗っていないはずのエレベーターが勝手に動き出す・・・

不気味で怖い・・・

もしかして、心霊現象?ホラー?と思っている方もいらっしゃるのではないだろうか。

実は、最近のエレベーターには、利用者の少ない時間帯(夜間や早朝)に遠隔でテスト走行をさせ、正常に動いているかを診断する「遠隔監視による保守」を行っているケースがあります。

この遠隔監視により、収集・蓄積されたデータにより、エレベーターの「不具合の早期発見」や「部品の交換時期」を知ることができます。

また、一定時間が経過したら、かごが設定した階に移動する「基準階復帰機能」を持つエレベーターもあります。

2015年10月26日月曜日

油圧式エレベーターのパンタグラフ式とは

油圧式エレベーターには、「直接式」「間接式」「パンタグラフ式」の3種類があります。

今回は、パンタグラフ式について、紹介していきたいと思います。

パンタグラフは、玩具のマジックハンドを想像していただければ分りやすいと思います。

油圧式エレベーターのパンタグラフ式とは、油圧でアームを伸縮させて、かご(昇降)を昇降させるものです。
工場や倉庫などに設置されていることが多いようです。


2015年10月19日月曜日

11月10日「エレベーターの日」凌雲閣に日本初の乗用エレベーターが設置


一般社団法人 日本エレベーター協会は、11月10日を「エレベーターの日」と制定しています。

なぜ、この日が「エレベーターの日」なのでしょうか?

それは、1890年(明治23年)に日本初の乗用エレベーターが東京都浅草千束町の凌雲閣(りょううんかく)に設置されたからです。

凌雲閣は、12階建ての塔です。そのため、「浅草十二階」とも呼ばれ、開業時には多くの人で賑わったようです。

エレベーターは、この塔の1階から8階に設置されていました。開館時のエレベーターの人気は、とても高かったようです。

今やエレベーターは、マンションや百貨店、駅、個人住宅など、あらゆる場所に設置されており、私たちの生活に必要不可欠な存在といっても良いでしょう。

今から、100年以上前に人が乗れるエレベーターが日本に設置されていたと考えると、なんだか凄いことですね!