2019年7月10日水曜日

エレベーター制御盤のリレー制御方式とは?




リレー制御方式とは「継電器」と呼ばれる、回路の電力の断続に伴って別の回路の接点を開閉する装置を使用した制御方式です。



昔はエレベーター制御盤で使用する制御回路に、リレー制御方式が採用されていました。

これは手作業で制御回路を構築するもので、多大な費用と労力がかかっていました。また運転のたびにバチバチと大きな機械音がなることも問題の一つでした。

それがIC(集積)回路が現れたことでマイコン制御となり、機器設定、回路設計などの労力が激減しました。



また、電磁接触器による制御方式もあります。

これは電磁石により操作される接触器で、サーマルリレーなど、電動機、電熱装置その他の主回路を入切するために使用されます。