2014年4月30日水曜日

地震時等管制運転装置とは

地震時等管制運転装置とは

 地震が発生した際に、そのまま運転走行するのは

安全上、危険を及ぼす恐れがある為に一度最寄りの

階に停止させる装置です。

震度3程度の小さな地震の場合は、数分後に再度

運転が可能です。震度3以上の地震の場合は

管制装置のリセットが必要です。

又、地震の際は同時に停電となることもありますので

停電時自働着床装置の設置も必要です。



※設置が不要となるエレベーター

・昇降行程が7m以下のエレベーター(乗用、人荷用、寝台用)
・荷物用エレベーター及び自動車用エレベーター(共に人が乗らないもの)
・段差解消機、いす式階段昇降機

実際の地震の時には、管制装置が付いているにも関わらず
最寄りの階まで走行出来ず、階間停止となるケースも多いみたいです。

その原因として、耐震対策の不備・機器の劣化等があります。

ガイドレールの耐震補強、ロープの外れ止め対策、ガイドシューの交換など
定期的にメンテナンス・修繕工事を計画しましょう!