2015年5月28日木曜日

エレベーターのかごの照明装置の照度は50ルクス

エレベーターのかご内は、一定の明るさが必要です。
八 かごの床面で五十ルクス(乗用エレベーター及び寝台用エレベーター以外のエレベーターにあっては二十五ルクス)以上の照度を確保することができる照明装置を設けること。
出典:平成20年12月10日国土交通省告示第1455号

上記は、国土交通省が建築基準法施行に基づいて、定めているかごの構造の一部を抜粋したものです。

「かごの床面は50ルクス以上(乗用エレベーターと寝台用エレベーター以外は、25ルクス)の照度を確保すること」と記載されています。

ルクスとは

ルクス(lx)とは、照度を表す単位です。
ルーメンが照明装置自体の明るさを表すのに対し、ルクスは、その場所の明るさを表すのに用いられます。

先ほどの法令では、かごの床面の照度と指定されていますね。

最後に、場所ごとの明るさ(ルクス)のおおよその目安をいくつか示してみます。

・ロウソク 10ルクス
・街灯下  100ルクス
・居間   200ルクス
・野球場  2000ルクス