漏電遮断器(ろうでんしゃだんき )とは、エレベーターの機器に過負荷や電線が
短絡(ショート)・漏電(電気がもれる事)などの要因でエレベーター側(二次側)
の電気回路や機器に異常な過電流が流れたときに電路を開放し、建物側
(一次側)からの電源供給を遮断することにより機器や電線を損傷から
保護するために用いる遮断器の一種です。
建物には、給排水や照明などの様々な設備の遮断器があり、分電盤と
呼ばれる箱の中にまとめられています。
エレベーターの機器もさることながら、漏電遮断器も長年使用していると
劣化し正常な機能を果たせなくなる事がありますので、定期的に取替計画を
立てましょう。
又、漏電遮断器には、しっかりと使用目的を記載し、停電などの災害が
あった時にすぐに確認出来る様にしておきましょう。