2014年3月24日月曜日

素線切れ

素線切れについて解説します。


はじめに、荷物用リフトやエレベーターの多くはワイヤーロープに吊られていることをご存知の方は多いと思います。

ワイヤーロープは、永久的に使えるわけでなく、定期的な交換が必要な消耗部品です。

長く使っていると、摩擦により徐々に劣化し、最終的には断絶してしまいます。


断絶する前の"目に見える劣化"

これが素線切れと呼ばれる状態です。


もっと詳しく素線切れを説明しますと

ワイヤーロープは、素線と呼ばれるロープの集まりです。

素線が6~8本集まったものがワイヤーロープとなります。


この素線の一本が切れた状態を素線切れといいます。



↓ワイヤーロープが素線切れしたときの写真です↓