素線切れについて解説します。
ワイヤーロープは、永久的に使えるわけでなく、定期的な交換が必要な消耗部品です。
長く使っていると、摩擦により徐々に劣化し、最終的には断絶してしまいます。
断絶する前の"目に見える劣化"
これが素線切れと呼ばれる状態です。
もっと詳しく素線切れを説明しますと
ワイヤーロープは、素線と呼ばれるロープの集まりです。
素線が6~8本集まったものがワイヤーロープとなります。
この素線の一本が切れた状態を素線切れといいます。
↓ワイヤーロープが素線切れしたときの写真です↓